パンプキンキャラメルボンボンショコラでハロウィンを先取り
まだまだ暑い8月の終わり、皆さんのお家ではもうハロウィンの準備を始めていますか?最近では、お盆が終わると早くもダイソーやコストコでハロウィングッズが並び始めていますよね。今回は、そんなハロウィン気分を先取りして、かぼちゃ型のかわいいボンボンショコラの作り方をご紹介します。
夏場のチョコレート作りは本当に無理?
「夏にチョコレートなんて作れるの?」という質問をよくいただきますが、答えは「作れます!」です。確かに冬に比べて手間はかかりますが、こまめに冷蔵庫やワインセラーで冷やしながら作業すれば、十分に美味しいチョコレートが作れるんです。
今回は室温が24度近くあったので、テーブル法ではなくシード法でテンパリングを取りました。シード法なら、水もお湯も用意する必要がないし、きれいなマーブル台がなくても大丈夫。海産物を買った時についてくる保冷剤とボール、ゴムベラさえあれば、夏でもしっかりテンパリングが取れますよ。
かぼちゃ型を使った着色とテンパリング
まず、サンセットオレンジで着色していきます。ハロウィンらしさを出すために、あえて薄めに吹いて、後でダークチョコレートを流すことで、ちょっと陰のある雰囲気のオレンジ色に仕上げます。明るすぎる「イエーイ!」みたいな感じよりも、どこか暗さを秘めた色の方がハロウィンっぽいと思いませんか?
テンパリングは、室温が高いときこそシード法が便利です。溶かしたチョコレートに種結晶を加えて、31.5度まで温度を下げていきます。プラスチックボウルに保冷剤を当てながら混ぜれば、ダイレクトに冷たさが伝わりすぎることもありません。
シェル作りのコツ
テンパリングが取れたチョコレートを型に流し込んで、余分なチョコレートを落とします。これで厚さ約1ミリのチョコレートの器ができるんです。落としたチョコレートは、もちろん再利用可能。3回くらい使うと粘度が高くなってくるので、そうなったらガナッシュに使ったりして消費します。
名古屋人の私としては、ロスが出ないお菓子作りって最高なんです。チョコレート作りはほぼ無駄がないから、とても経済的ですよね。
パンプキンキャラメルガナッシュの秘訣
中身のパンプキンキャラメルガナッシュは、厳密にキャラメルを炊くわけではありません。電子レンジで加熱したかぼちゃをフォークで潰して、グラニュー糖、水飴と一緒に煮詰めていきます。
今回は少量だったので温度測定が難しく、少し煮詰めすぎてしまいました。作られる際は、もう少し大容量で作ると正確に温度が測れると思います。104度になったら火から下ろして、80度まで冷ましてからホワイトチョコレートを加えます。
本来はブレンダーで仕上げるのが理想的ですが、少量の場合は手で混ぜても大丈夫。植物油脂(太白ごま油やオリーブオイルなど)を少し加えると、絞りやすい固さに調整できますよ。
仕上げのポイント
ガナッシュは絞り袋に入れて、シェルの中に絞り込みます。キャラメルは時間が経つとセルフレベリングでなだらかになるので、多少表面がデコボコしていても大丈夫。最後にラップを当てて指で軽く押さえれば、きれいに仕上がります。
まとめ
夏のチョコレート作りは、確かに冬より手間がかかりますが、温度管理をしっかりすれば十分に美味しいボンボンショコラが作れます。保冷剤とシード法を活用すれば、特別な道具がなくても大丈夫。このハロウィンは、手作りのパンプキンボンボンで、家族や友人を驚かせてみませんか?
きっと「夏なのにチョコレート作ったの?」という驚きと、かわいいかぼちゃ型の見た目で、みんなを笑顔にできるはずです。ぜひ挑戦してみてくださいね!

実は我が家、子どもが2人いるんですけど、2人ともチョコレートを食べてくれないんですよ。だから作っても6個くらいが限界。でも、このかぼちゃ型があまりにもかわいくて、ついつい新調してしまいました。
夏場のチョコレート作りは本当に無理?
「夏にチョコレートなんて作れるの?」という質問をよくいただきますが、答えは「作れます!」です。確かに冬に比べて手間はかかりますが、こまめに冷蔵庫やワインセラーで冷やしながら作業すれば、十分に美味しいチョコレートが作れるんです。
今回は室温が24度近くあったので、テーブル法ではなくシード法でテンパリングを取りました。シード法なら、水もお湯も用意する必要がないし、きれいなマーブル台がなくても大丈夫。海産物を買った時についてくる保冷剤とボール、ゴムベラさえあれば、夏でもしっかりテンパリングが取れますよ。
かぼちゃ型を使った着色とテンパリング
まず、サンセットオレンジで着色していきます。ハロウィンらしさを出すために、あえて薄めに吹いて、後でダークチョコレートを流すことで、ちょっと陰のある雰囲気のオレンジ色に仕上げます。明るすぎる「イエーイ!」みたいな感じよりも、どこか暗さを秘めた色の方がハロウィンっぽいと思いませんか?
💡 ポイント
着色は薄めに吹いて、ダークチョコレートで裏取りすることで深みのある色合いに。エンボスヒーターで温めたピストレを使って、換気扇を回しながら作業します。
テンパリングは、室温が高いときこそシード法が便利です。溶かしたチョコレートに種結晶を加えて、31.5度まで温度を下げていきます。プラスチックボウルに保冷剤を当てながら混ぜれば、ダイレクトに冷たさが伝わりすぎることもありません。

慣れるまでは種結晶の量を測った方がいいですよ。私も最初は目分量で失敗したことがあって、あまり入れすぎると逆に結晶化しすぎちゃうんです。今は慣れたので目分量でやってますけどね。
シェル作りのコツ
テンパリングが取れたチョコレートを型に流し込んで、余分なチョコレートを落とします。これで厚さ約1ミリのチョコレートの器ができるんです。落としたチョコレートは、もちろん再利用可能。3回くらい使うと粘度が高くなってくるので、そうなったらガナッシュに使ったりして消費します。
💡 ポイント
型にチョコレートを満杯に入れて、ひっくり返してトントンと叩くと、余分なチョコが落ちて均一な厚さのシェルができます。厚みは1ミリ程度が理想的です。
名古屋人の私としては、ロスが出ないお菓子作りって最高なんです。チョコレート作りはほぼ無駄がないから、とても経済的ですよね。
パンプキンキャラメルガナッシュの秘訣
中身のパンプキンキャラメルガナッシュは、厳密にキャラメルを炊くわけではありません。電子レンジで加熱したかぼちゃをフォークで潰して、グラニュー糖、水飴と一緒に煮詰めていきます。
💡 ポイント
キャラメルを作るときは通常118度以上まで加熱しますが、フルーツと一緒に炊く場合は104度まで上げれば十分です。水飴が入っているので、混ぜながら炊いてもジャリジャリ化しません。
今回は少量だったので温度測定が難しく、少し煮詰めすぎてしまいました。作られる際は、もう少し大容量で作ると正確に温度が測れると思います。104度になったら火から下ろして、80度まで冷ましてからホワイトチョコレートを加えます。
本来はブレンダーで仕上げるのが理想的ですが、少量の場合は手で混ぜても大丈夫。植物油脂(太白ごま油やオリーブオイルなど)を少し加えると、絞りやすい固さに調整できますよ。

この夏、ハワイ島のカカオ農園を見学してきたんです。カカオの木って大きく分けて3種類あって、クリオロ、フォラステロ、トリニタリオ。味も全然違うんですよ。クリオロはナッティで華やかさは控えめだけど、すごく美味しかったです。
仕上げのポイント
ガナッシュは絞り袋に入れて、シェルの中に絞り込みます。キャラメルは時間が経つとセルフレベリングでなだらかになるので、多少表面がデコボコしていても大丈夫。最後にラップを当てて指で軽く押さえれば、きれいに仕上がります。
💡 ポイント
シェルが型から浮いているのを確認してから取り出します。ツヤツヤの仕上がりは、テンパリングがしっかり取れている証拠です。
まとめ
夏のチョコレート作りは、確かに冬より手間がかかりますが、温度管理をしっかりすれば十分に美味しいボンボンショコラが作れます。保冷剤とシード法を活用すれば、特別な道具がなくても大丈夫。このハロウィンは、手作りのパンプキンボンボンで、家族や友人を驚かせてみませんか?
きっと「夏なのにチョコレート作ったの?」という驚きと、かわいいかぼちゃ型の見た目で、みんなを笑顔にできるはずです。ぜひ挑戦してみてくださいね!